けせんぬまアーカイブとは
気仙沼市は、平成23年3月11日に発生した津波により、沿岸部に壊滅的な被害を受け、多くの尊い命と財産を失いました。復興計画に掲げる“津波死ゼロのまちづくり”の実現に向け、安全な地域社会を構築することが私たちの重要な責務です。 この「けせんぬまアーカイブ」は、東日本大震災の被害状況、復旧・復興状況、震災前の街並みなど、気仙沼に関する写真・映像等を収集・整備・保存し、インターネットを通じて公開することで、今後の防災減災対策に広く利活用していただくことを目的として運営しています。 震災を伝えるために 震災を契機として記録され、収集・整備された資料の多くは、その意味を知る語り手から切り離され、長期間保存されてしまう可能性があります。私たちは、これらの資料を積極的に利活用することが、震災を伝えることにつながると考えています。 東日本大震災の記憶、経験、教訓を風化させることなく後世に伝承するため、参加型アーカイブとして次の3つの柱を基本に、震災記録資料の積極的な利活用をすすめてまいります。 |